MGTで生涯おじさん宣言

「45歳セミリタおじさんの10年後」のタイトルを変えました。45歳で21年半勤めた会社を早期退職。1年間フラフラした後に現在はビル設備管理の仕事を月に10日。毎日のんびり暮らしていますが、老人になる前に最後の悪あがきをしています。同世代(か少し下の世代の)のガールフレンドが欲しい!お金ももっと欲しい!気がつけば最近は金(投資)と女の事ばかり書いてます。

男性が定年退職後にぼっちにならないために

中学の時の友達4人でLINEグループを作っていて、数週間に1回、誰かが突然他愛もない話題を振ってグループチャットが始まることがあります。

2人は新卒で入社した会社で部長まで登り詰め、昨年役職定年となりましたが、今だにバリバリ働いているモーレツサラリーマンで、1人は20年程前に独立して、小さいながらも自分の事務所を持って頑張っています。

私と比べれば立派な会社員であることは間違いないのですが、たまに彼ら(特にモーレツサラリーマンの2人)のコメントに違和感というか、危うさを感じます。

きっとそれは私が11年前にセミリタして、競争社会の外に出たからこそ感じることが出来るものなのかもしれません。

定年後 50歳からの生き方、終わり方

彼らのコメントには仕事や会社の事が頻繁に登場します。

まあ、それは別にいいんです。

それが彼らの日常であり、彼らの人生を作っている大半のものであるのだから。

「これから出張です」とか「今日は仕事で◯◯に来ました」とか「部下の指導は大変だー」とか。

私が違和感を感じるのは、彼らにしたら何も考えずに無意識で発していると思われますが、自分は部長の時はマネージメントがどーのこーの、部長としての責任があーだこーだ、みたいな、いわゆる自分忙しいアピールと自分偉いアピールに聞こえてしまうコメント(もちろん本人たちはそんなことアピールしようとは思ってないのでしょうが滲み出てる)。

この閉じたグループチャットの世界だけでの発言なら良いのですが、無意識にそういう事を言っているなら他の場所でもきっとそのアピール出ちゃうんだろうなーと思います。

私は3年ほど前から、主婦や定年男性多めのテニススクールの平日昼間の世界を生きるようになりましたが、この世界では会社名とか役職名は全く何にも役に立たないことが分かりました。

誰も関心を示しません。

特にマジョリティーの主婦たちには「◯◯に勤めてます」とか「部長です(でした)」なんて話題は無関心以外の何ものでもありません。

でも私もセミリタした当初はそうでしたが、そういう事をポロッと言っちゃうんですよね。

当時は日曜のクラスに通っていたから、会社員の人も多く、そこまで場違いな発言ではなかった感じでしたが、平日昼間クラスに移ってからは、そんな話をする人は誰もいないのが実情です。

基本みんなパートか無職なんだからそんな話は興味ないんです。

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そこを分かってないと、平日昼間クラスでは煙たがられます。

そこを分かっていると、平日昼間クラスに溶け込む事ができます。

つまり、定年退職したおじさんたちが、平日昼間にショッピングモールで独り寂しく佇んでいるのは、そういう事が関係しているんじゃないかなと、中学の時の友達のチャットを見て、そう思ったと同時に、その友達も定年後にそうなってしまいそうだという危うさを感じたわけです。

そして、その事に丸で気づいていないだろう、その友達は「昨日の休みの日は、午前中にテレビでスポーツ観戦して、昼間に歯医者に行って、午後は録画した映画を観た」とか「愛犬と一緒に◯◯までドライブした」という休日の過ごし方をしています。

定年後もぼっちで良いなら何も言いませんが、やっぱり友達や仲間が少しでもいた方が良いと思うなら、今のうちから休日に仲間作りに繋がる活動をしておいた方がいいのに、とお節介ながら私は思ってしまいますし、多分友達自身も薄々分かっているのかもしれませんが、そんなに真剣に考えていないのかなあと思います。

まあ、人の心配をしても仕方ないか。

私は私でさらに生きやすい人間関係を築いていく事に注力していこうと思います。

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