MGTで生涯おじさん宣言

「45歳セミリタおじさんの10年後」のタイトルを変えました。45歳で21年半勤めた会社を早期退職。1年間フラフラした後に現在はビル設備管理の仕事を月に10日。毎日のんびり暮らしていますが、老人になる前に最後の悪あがきをしています。同世代(か少し下の世代の)のガールフレンドが欲しい!お金ももっと欲しい!気がつけば最近は金(投資)と女の事ばかり書いてます。

リタイヤ後の中高年の使命

50代後半は社会人としても終盤であり、子供も大きくなって、あとは余生を楽しむだけとなりつつありますが、リタイヤしたら一体何を楽しみに生きていけばいいのかをたまに考える事があります。

たまたま本屋で立ち読みした五木寛之さんの本(タイトル忘れた)で、長生きしたら何を楽しみに生きれば良いのか?という問いに著者は「科学の発展を楽しむ」と回答されていました。

実は私も30年後の世の中はどうなっているのか?本当に自動運転の車が走り回っているのだろうか?もしそうなっていたら乗ってみたいものだとか、簡単に宇宙旅行が楽しめるようになっているのか?もしなっていたら宇宙旅行を体験したいものだ、とよく想像します。

そうか、長生きしてしまったら、こういった事が実際にどうなっているのかを身を持って知ることができるわけで、それを楽しみに生きればいいのだなという事に気づきました。

しかし自動運転とか宇宙旅行は簡単にイメージ出来ますが、コンピュータなどの発展はなかなかイメージしづらいものがありますよね。

Web3.0とかブロックチェーンとか。

でもこれらは今後の科学の発展を知るには避けて通れないテクノロジーだと思います。

私はさわりの部分しか分かっていませんが、長生きした時の楽しみを増やすためには、もっと深く知っておく必要があると考えました。

そこで、このような本をちょっとお値段高め(2,200円)でしたが、年末年始にじっくり読もうと思い買ってしまいました。

これ↓

デジタルテクノロジー図鑑 「次の世界」をつくる

 

まさにWeb3.0とかブロックチェーンとかビットコインとか、その辺りの話です。

まだちょっとしか読んでませんが、色々と気付かされることも多く超絶面白いです。

例えばビットコインには通貨という側面がありますが、従来のお金と何が違うのか?

言われてみればそうだよねと思いますが、従来のお金は手に取ることができますが、ビットコインはできない。

なぜならビットコインはデジタルなお金でコンピュータの中にしか存在しないからです。

現在、ブロックチェーン技術を使ってデジタル円とかデジタルドルとかデジタル元といったCBDC(Central Bank Digital Currency : 中央銀行デジタル通貨)が開発されていますが、これらはきっと従来の円とかドルとか元に交換できるはずだから、コンピュータの中だけの通貨とは言えないですよね。

一方、ビットコイン(や他の暗号資産)はコンピュータの中にしか存在しないのです。

これはサトシナカモトがビザンチン将軍問題を解決したから実現できた偉業です。

そしてビットコインの最大の特徴は、①データを改ざんできない②データが永久に残る、ということです。

従来のお金は、偽札が作られるし、紙幣なら簡単に燃えて無くなります。

この改ざん出来ない、永久に残るって何かと同じじゃありません?

そう、ゴールドです。

錬金術は無い(不可能ではないけど莫大なコストが掛かる)し、永久に腐らないわけで、この点でもビットコインとゴールドはそっくりだなと思いました。

トラストレスとか、マイニングとか、非中央集権化とか、もっと面白い話を書きたいのですが、すごーく長くなりそうなので割愛しますが、ブロックチェーン技術は今後ますます私たちの世界に関わって来るので、リタイアして毎日が日曜で退屈過ぎると思っている人にはぜひ知識を深めて欲しい分野ですね。

おっと、前置きが長くなってしまいましたが(前置きだったんかい 笑)、中高年の使命について書きたいと思います。

日本が世界に取り残されつつあることが私の心配事となっています。

たしかに昔に比べたら色々と便利になっていますが、例えばマイナポイント導入の時に、日本全体でもの凄く手間取っていたという印象があります。

スマホでマイナカードとQR決済を紐づければ簡単に導入できたわけですが、スマホを持ってない、スマホの使い方が分からない、QR決済を使ったことがない、という人にとってはゴールまでが遠かったと思います。

多分、中高年以上の人にそういう人が多かったのではないかと私は思うのですが、それは「私はQR決済なんて使わなくて良い」とか「おれはスマホなんて必要ない」とか「スマホはラインとYoutubeが観れればそれで良い」という人が多いからじゃないのかなと思ったりします。

まあ、スマホQR決済を使う使わないは個人の自由ではありますが、社会全体で見ると、その辺りのリテラシーが無いと、社会が次のステージに行くための妨げになっているのも事実です。

かと言って、私の母親(88歳)もそうですが、お年寄りが今からスマホを持ってそれを使いこなせるようになるのはなかなか難しいと思います。

ではどうすれば良いかと言うと、私たち中高年がこれからやって来るだろう新テクノロジーに慣れておくべきなのではと強く思います。

今すぐは無理でも次の10年20年で社会全体が世界に遅れずにすんなり次のステージに行くためには、未来の年寄りである私たち世代が、進んで新テクノロジーを吸収すべきだと思うのです。

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