4月28日(金)は、日銀の植田新総裁の金融緩和を継続するという発言を受けて、ペソは爆上げしました。
さらに、前日の米株上昇の流れで日本株も上昇し、何が要因かよく分かりませんが、J-REITとインフラファンドも(まだ含み損は抱えてますが)いい感じに上昇して、多分1日のトータルとしてはMaxの上昇となりました。
というわけで、3週連続で資産が増えて、個人資産が自分史上最高額を少しずつ更新しています。
ラッキーなことにゴールド価格の上昇は小休止中です。まるで私のSBI証券iDeCoの口座開設まで待ってくれているようです。
さて、実はペソが4/28に爆上げするまでは「ペソ売った方がいいかな」という弱気な気持ちもありました。
ペソは今年の1月にスワップ狙いで購入したので、上がっても下がっても年単位で長期間保有すると決めていたのですが、でもアメリカの利上げが終わって利下げが見えてきたら、日米金利差縮小からのドル安、そしてそれに伴うペソ安への転換がほぼ確実じゃないですか。
そろそろその時期なのか?それともまだ利上げは続くのか?というチキンレース状態で、なかなか悩ましい状況です。
で、色々とネット情報や書物を読み漁ってみて、ペソを含め今後の投資について私なりに考えをまとめてみました。
まず考えるべきはアメリカのインフレがまだまだ続くのかどうかですが、ピークは過ぎたみたいですが、高止まりする様相を呈していますよね。
FRBがいくら利上げして加熱したインフレを抑えようとしても、コロナからの復活パワーが強すぎて加熱状態の経済を冷ましきれないというのが現状ではないでしょうか。
なんでも40年ほど前は短期国債の金利が20%(!)くらいまで上がるほど金融引き締めを行なってインフレを退治したとか。
今回そこまでやるかと言えば絶対にやらないでしょう。
すでに利上げの影響で銀行が破綻してますからね。
寧ろ利下げをしないと金融不安が再燃しかねない状況です。
というわけで、普通に考えれば、そろそろ利上げ停止からの利下げです。
私もそれに一票。
ということで、ペソ安への方向転換も間近に迫って来ていると考えて、もう少ししたら(数ヶ月後、早ければ5月とかに)思い切って全売りしようかと。さらばスワップ生活。
そして利下げに伴い、株とゴールドにお金が流れ込むという展開へ!
特に2024年の新NISA導入でさらなる株高へ!
となれば良いのですが、なんかそんな単純な話ではないような気がするんです。
だって逆イールド後は100%の確率でリセッションが起きるってやつはどこ行った?
それにビットコインの4年周期説を考えると、2024年の4月か5月に半減期が訪れて、その半年後から1年後くらいまでに価格上昇となるはずです。
つまり来年ビットコインが大量に買われる事象が発生するはず。
さて、どうやってこれらの話の整合性を取るかと思っていたところ、「PRESIDENT ゴールデンウィーク特別号」のジム・ロジャーズの記事の一部が私のモヤモヤを解決してくれましたよ。
簡単に言うと、そろそろ利上げは停止され、年内に利下げが始まるだろう。しかしすぐにインフレ再燃からの、再利上げからの、金融不安アゲイン&リセッションということになるのではなかろうか、と冒険投資家は申しております。
なるほどー、それなら色々と辻褄が合いそうです。
「アメリカ中間選挙の翌年(つまり今年)は株高」というのは現在その方向に向かっています。
「逆イールド後はリセッション」というのは、インフレ再燃&再利上げの結果起こりそう。
「半減期後のビットコイン上昇」は金融不安の訪れと共にやってきそう。
私がやるべき事は、まず利上げ停止&利下げによりドル安(ペソ安)となる前に、ペソを売却すること。早くて今月か。
利下げ時は、現在保有している株の評価額が増えるのを横目で見つつ、インフレ再燃で再利上げが意識され始めたら株の売却開始。
同時に再びペソの購入を開始。
来年(?)再利上げ突入(つまりドル高)でペソ全力買い。
金融不安が再燃したらゴールドとビットコインが上げていくのを見守っていく。
ゴールドはずっと持っていようと思ってますが、ビットコインはATHを達成したら全売りしてもいいかな。
以上をまとめるとこんな感じ。
①今年半ば、利上げ停止→ドル安
②今年後半、利下げ開始→ドル安、株高、金高
③来年、インフレ再燃と利上げ→ドル高、株安
④来年、金融不安再燃→金高、ビットコイン高
と私はイメージしています。