来年にはフルリタイアしたいと考えていますが、それに備えて考えないといけない問題が3つあります。
①お金の問題
②毎日が日曜でやる事あるのか問題
③社会とのつながり問題
来年、56歳か57歳でのフルリタイアとなる予定ですが、60や65であってもフルリタイアする時に考えないといけない問題であり、私には少し早めにそれが訪れるというわけです。
では一つずつ考えていきましょう。
①の「お金の問題」ですが、前回の記事で書いた通り、今の資産は幸いにも自分史上最高額(3200万+α)となっており、年金(多分70歳からの受給を選択)と併せれば、贅沢しなければ生きていけると思っています。
しかしそれは今この瞬間に投資している資金を全て引き上げて現金化した場合です。
明日、世界恐慌が起きて、投資資金の価値が半減するかもしれませんからね。
世界恐慌が起きなかったとしても、このまま投資が上手く行くとは限りません。
だからフルリタイア後のお金の問題をクリアするには、今すぐの現金化が必要なのですが、それはそれで問題が1つ発生します。
年金を受給するまでの十数年間、資産が少しずつ減っていくということです。
これだけまとまったお金がありながら、このお金たちに働いてもらわないというのは、いかがなものか?もったいなくないか?と思ってしまうわけです。
理想としては、毎年の生活分だけ投資で増やすということです。
それなら資産は減りません。
日本国債が利回り6〜7%あれば問題解決なのですが、来年までにそうなってくれそうな気配を感じません。
それ以外の投資では元金が減る可能性があり、なかなか手が出せません。
でも毎年確実に資産が減っていくのをただ眺めているのはイヤだ。
どうしたものか…と悩んでいます。
まあ、恐らく資産の一部を慎重に投資に回すという選択をするのかなと考えていますが。
次に②の「毎日が日曜でやる事あるのか問題」ですが、これも何回か記事を書いていますが、
中高年対象の大学(もどきの所)に1年か2年通ってみようかと今は思っています。
そこで新しいことを学んだり、多くの人と知り合ったりすれば、新しく何かに興味を持ったり、その先やるべき事が自ずと見えてくるのではないかと考えています。
また、もう一つの考えとして、毎日が日曜でやる事が何も無くなったとしても、その退屈な状態がしばらく続けば、必要に迫られてさすがに何かしら始めてみるのではないか、という思いもあります。
そういう状態の方が、普段なら絶対に手を出さないような趣味に出会うかもしれません。
というわけで、「毎日が日曜でやる事あるのか問題」については、それほど深く悩まなくても良いのかなと思うようになりました。
そして最後の「社会とのつながり問題」。
定年退職後は社会と繋がっておくという意味でも、何らかの仕事をした方が良い、という論調の記事をよく見かけます。
それも一理ある、とは思いますが、働かないと本当に社会との繋がりは得られないのでしょうか?
近所付き合いもないし、町内会の活動に出る気もないし、ボランティアに参加する予定もないし、社会とつながることはこれまで同様今後もないような気がします。
でも、テニス仲間は今も増殖中だし、前述したように中高年対象の大学に通えば新たな知人・友人も出来るでしょう。
あと、ガー活を通して知り合った女性のうちの何人かは、良い友人としてこれからも付き合いがありそうです。
なんとなくですが、ガー活で知り合った女性のうち2割くらいは、男女の関係にならないにしても、良き友人となりそうです。
つまり分母(出会い)をもっと増やせば、将来もっと異性の友人が増えるということなので、さらにガー活頑張ろうと思います。
はっきり言って、仕事をして社会とつながっている状態って、ただ単に同じ時間に同じ場所に居る人たちと、業務上の会話や天気の話をちょっとする程度の関係を築いているだけのような気がします。
それよりは趣味や学校やガー活で知り合った人との関係の方が絶対に楽しいと思うのですが。
そう考えると、フルリタイアしても全然問題なく社会とのつながりを保っていられますね。
一つ注意が必要なのは、どの繋がりも自分から動かないと広がらないという事ですが、今すでに趣味もガー活も自分から動いているし、学校も同じように自分から動くだろうなと思ってます。
というわけで、本当に悩んでいるのは①だけだったということに、ここまで書いて気づくことができました。