MGTで生涯おじさん宣言

「45歳セミリタおじさんの10年後」のタイトルを変えました。45歳で21年半勤めた会社を早期退職。1年間フラフラした後に現在はビル設備管理の仕事を月に10日。毎日のんびり暮らしていますが、老人になる前に最後の悪あがきをしています。同世代(か少し下の世代の)のガールフレンドが欲しい!お金ももっと欲しい!気がつけば最近は金(投資)と女の事ばかり書いてます。

もし11年前に早期退職していなければ人生はどうなっていたか?

私は2012年に前の会社を早期退職して、その1年4ヶ月後に今の会社(ビル設備会社)で働き始め、今に至っています。

現在の生活は、このブログで書いている通り、テニス、投資、ガー活ばかりやっていて概ね楽しい日々を過ごしていますが、もしも11年前に21年勤め続けた会社を辞めるという選択をしていなかったら、今頃どんな人生を送っていたのか、ちょっと考えてみました。

まず通勤ですが、今は勤務地までドアトゥドアで50分です。

都心とは反対方向なので電車では全区間座れます。

一方、もし前の会社に残っていたら、通勤時間は30分でしたが、早期退職した1年後くらいに、そこに通っていた全社員は別の場所に移りました。

その事は辞める前から決まっていた事なのですが、今アプリで通勤時間を調べてみると…

1時間40分!

都心に向かうので恐らく全区間立って通勤…

恐ろしい。。

私は学生時代、超満員の電車で長時間の通学をしていたので、社会人になったら絶対に会社の近くに住むと心に決めていました。

なので、会社から自転車で10分とか、遠くても電車で3駅で全部で30分とか、そういう住居を多少家賃が高くても選んでいました。

そんな私が往復で3時間20分!しかも満員電車で立ちっ放し!

あり得ませんね。

もしも11年前に早期退職していなければどうなっていたかを色々な視点から比較しようと思っていますが、「通勤」という視点からだけでも考えたくないほど恐ろしいifの世界が見えてしまいました。

この時点で「あ〜早期退職して良かったぁ」とマジで思います。

このまま会社にいるしかないの? と思っている人へ

次に仕事ですが、今の仕事はこのブログに何回も書いてますが、オフィスビル勤務ということもあり、恐ろしく楽チンです。

実働3時間で、残りの21時間は待機時間か仮眠タイム(仮眠と言っても6時間は寝られる)です。

待機時間はネットサーフィンするか、女性社員とバカ話をしてるかです。

1人勤務の時はTverでドラマを観てるか、アマプラで映画を観てるか、昼寝してるか、スマホでゲームしてるかのどれかです。

(こんな恵まれた環境でも来年には辞めたいと思っている私はきっと頭がおかしいのでしょうね笑)

一方、早期退職していなかった場合ですが、以前の記事でも書きましたが、2回断っていた課長昇進を受け入れることになり、そして超忙しい部署に異動となっていたはずです。

これは45歳以上の社員全員が早期退職するかどうかについて上司と面談をしたのですが、その中で言われたことなので確実にそうなっていたでしょう。

私は人をまとめる力など皆無なので、課長として課をまとめるとかまず無理でしょうね。

しかも知っている人が全くいない新しい部署ですよ。

ほぼ新しい知識を覚えながら、何人もの部下をマネジメントするとか、今思っても本当に引き受けなくて良かったーと心から思います。

そんな事になっていようものなら、確実にメンタルをやられていましたね。

早期退職する2年ほど前にも、仕事が忙し過ぎて、メンタル崩壊寸前となり、周りの同僚などから心配されたものです。

その時を上回る精神的プレッシャーを受けることは確実だったので本当に辞めて良かった。

なんかこれを書きながら想像しただけで心臓バクバクですよ。

もしも奇跡的にメンタル崩壊していなかったとしても、朝から夜遅くまで仕事に追い回されて、心に全く余裕のない詰まらない人生を送っていたんだろうなと容易に想像できます。

50代になって早期退職を考えたら

ふぅ〜。まだ通勤と仕事のことしか書いてないのに、(しかもただの想像なのに)もの凄く沈んだ気持ちになってきました。

書く前から分かっていますが、結論としては「早期退職して良かった」なんですが、「早期退職しない方が良かった」ことも捻り出さないと、あの時真剣に悩んで迷った自分がバカみたいなので、考えるとしましょう。

1つあるとすれば「お金」でしょうか。まあ、それしかないでしょうね。

今は年収370万ですが、あの時辞めなければ、昇進もしたし、800万くらいは行ってたか?

いや、当時のあの会社は、課長になってから暫くは、課長になる前よりも年収が低くなるという驚きの給与体系だったので、600とかじゃないですかね。

そこから少しずつ上がって、部長にならない限り、54歳で800〜900でしょうか。

そこで役職定年となり、400万くらいか?

結局11年で7000万強?

税金や社会保険料が引かれて手取りで4000〜5000万てとこですかね。

一方、早期退職して割増退職金を貰って、この10年間の年収との合計は手取りで4500万くらいか。

ほぼ同じですが、前者は退職金と企業年金が含まれていないので、その分は多くなります。

退職金と企業年金は併せていくら貰えるんだろう。

2000〜2500万くらいかなあ。

ま、たしかに辞めてない方が生涯賃金はそりゃ高くなるでしょうね。

でも、早期退職して、有り余る時間を使って、投資の知識と実践を重ね、今のところ1000万以上利益が出ていることを考えると、そこまで大きな差ではないかも、とも思ってしまいます。

今後も投資を続けたら、もちろん損する可能性もありますが、大きく勝てないまでも少しずつ資産が増えていく可能性は高いと思ってます。

精神的ダメージを受け続けてボロボロになりながら働く割には、お金の観点でもそれほど圧勝というわけではなさそうですね。

あ、年金の受給額がまあまあ差が付くかもしれないですね。

ということで、お金については、「早期退職しない方が良かった」と思うことにしましょう。

 

すっごく長くなりそうなので、日を改めて続きを書きます。

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