1年前から半年ほど前に掛けて仕込んでおいた金(ゴールド)が今月になって上昇し始めました。
下のチャートは直近1年間のドル建て(黒)と円建て(茶色)のゴールドの価格です。
ドル建てで見ると分かりやすいと思いますが、上値抵抗線をぶち抜いてきたように見えます。
米国10年債の利率が約5%で高止まりしそうな中、金価格が上昇するのは異常事態ですよ。
金は金利が付かないので、金利が高ければ金は売られ、国債が買われるものですが、そんな定石を無視して上がって来ているのは、中東情勢の不安定化により安全資産である金が買われているからですね。
もしもこれで中国が台湾に侵攻したら、さらに金価格は上がるのでしょう。(もちろん中国のそんな行為は望んでいませんが)
そして、ビットコインもここ数日でモリモリ上昇しています。
これは中東情勢の影響もありますが、それよりもついに悲願のビットコインETFがアメリカで承認されそうだという期待上げです。
状況的に見てETF承認は時間の問題だと見られています。
そして承認されたら、ETFを介してビットコイン市場にお金が流れ込んで来るので、BTC価格はさらにグイグイ上昇していくことでしょう。
本当なら世界情勢が不安定化している時は、安全資産であるはずの米国国債が買われるはずですが、BRICSプラスに押され気味でアメリカの力が弱まっているようで、そうするとお金の逃避先はゴールドとビットコインしかないということです。
あ、あと個人的には日本市場にも流れて来るかなと期待しています。
アメリカも欧州も戦争の影響で疲弊していて、中国も経済が失速している中、「経済!経済!経済!」と増税メガネも気合い十分だし、日本株はもう少し買われるんじゃないかと思っています。