MGTで生涯おじさん宣言

「45歳セミリタおじさんの10年後」のタイトルを変えました。45歳で21年半勤めた会社を早期退職。1年間フラフラした後に現在はビル設備管理の仕事を月に10日。毎日のんびり暮らしていますが、老人になる前に最後の悪あがきをしています。同世代(か少し下の世代の)のガールフレンドが欲しい!お金ももっと欲しい!気がつけば最近は金(投資)と女の事ばかり書いてます。

フルリタ前にオフィスビルの設備管理の仕事をして良かったかも

来年の6月でフルリタイアする事を計画しています。

退職日まであと93勤務!

最近、早く辞めたい熱が高まっており、仕事中のやる気が(そもそもほとんどありませんが)ゼロに近づきつつあります。

さて、私が常駐する建物の設備管理の仕事内容なのですが、基本的には建物内の空調設備、照明設備、消防設備などの点検や修理なのですが、1日の最後にオフィスの社員が全員帰った後に、建物内を巡回するという仕事もあります。

簡単な警備の仕事もついでにやってるといった感じのものです。

だいたい1時間くらい掛けて何か異常がないか、全フロアを見回るわけですが、この時、社員の机が並んでいるフロアも見て回ります。

私が45歳まで勤めていた会社は半導体メーカーだったのですが、今常勤している企業も(半導体ではありませんが)メーカーです。

だから、設計部とか信頼性品質部とか馴染みのある部署も多く、巡回の時に昔の会社をよく思い出したりします。

まあ、でも、思い出すと言っても、「楽しかったなあ」とか「やり甲斐があったなあ」とか、そんなポジティブなことを思い出すわけではなく、整然と並んだデスクが集まって形成された島と島との間を歩きながら、「狭いフロアにギュウギュウに詰め込まれて、朝から晩まで働かされたなあ」というツライ日々を思い出すことがほとんどです。

しかし、流石に10年近く夜の巡回をしていると、そのような負の記憶もだんだんと薄れてきました。

何も感じない所まであと一歩といったところです。

憎悪(というのは大袈裟ですが、ネガティブな心境)が無関心になりつつあります。

もしも、あの会社で今も働いていて、次にどこかで働くことなくフルリタイアするとしたら、きっとかなりネガティブな気持ちのまま会社人生が終わり、その気持ちをしばらく引きずったまま人生終盤を過ごしていたのかなと思ったりします。

きっとそういう心境で新しい生活に突入しても、なんか色々と空回りしそうな気がします。

そういう意味では、フルリタイア前に会社人生を客観的に思い返すことが出来て、ネガティブな気持ちを薄めてくれた、このオフィスビルの設備管理という仕事に就けたのはラッキーだったのかもしれません。