同僚の40代の女性がつぶやきました。
「自分の寿命が分かればいいのに…。たとえば50歳2ヶ月で死ぬって分かればそれまで精一杯頑張ろうって思うじゃないですか!」
自分が何歳まで生きるのか気になることはありますよね。
特に50歳を超えて、年金はどれくらいもらえるのだろうと調べ始めてからはだんだんと具体的に考えるようになってきました。
たしかに正確に寿命が分かって、あと6年3ヶ月の命です。どう過ごしても運命は変わらずにその時に死ぬのです。というように分かれば、「それだけっ?!」と最初はショックを受けつつも、中身の濃い人生にしようとしっかりと生きようと思うはず。
しかし、その話には 考えないといけない視点 が一つ欠けてします。
長生きする場合です。というかほとんどの人は長生きするんです。
あなたの寿命は95歳と11ヶ月です。どう過ごしても運命は変わりません。
と言われたらどうします?「そんなにですか〜!」と思ってしまうかも。
そして、どう過ごしてもその年齢まで生きるわけです。どんな不摂生をしても、堕落した生活を送ってもその年齢まで生きられるのです。
そしたらなんか人生の張り合いもなくなって逆に毎日をダラダラ過ごしちゃいますよね。
そして、あと6年と3ヶ月の寿命ですと予想された人たちが残り少ない人生を一生懸命に生きる姿を見て「うぜぇ」と思うわけです。
超ギスギスした社会になりますよね。嫌ですね〜。
というわけで寿命なんて分かんないほうが、皆がそれなりに精一杯生きようとするから、きっとそっちのほうが良いんです。
と言いつつ、生活習慣(運動・喫煙・飲酒の有無や性格)などを入力すると精度良く寿命が算出されるらしいというサイトに訪れたことはありますけどね。
そのサイトによると私の寿命は85歳でした。意外と生きるようです・・。
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