昨日、真紀子さんと初のサシ飲みをしました。
最低でも手を繋ぐことをミッションとしていたのですが、結論としては失敗です。
かなり凹んだ気持ちで家路に就きました。
ただ、失敗は失敗なのですが、手を繋ごうとして拒否られたとか、露骨に嫌な顔をされたとか、走って逃げられたとか、そういうことではなく、それ以前の問題で、手を繋ぐ流れに持っていけなかったということです。
会話の主導権はずっと真紀子さんが握り、日常の話やテニスの話ばかりになってしまい、恋愛系の話に全然持って行けないまま閉店時間となってしまいました。
「そう言えばさ」とか「ところでさ」言って強引に話の流れを変えれば良かったのですが、いきなりそういう話をする雰囲気ではなかったのです。
スポーツの試合で言えば、最初から最後まで一度も流れが来ないまま、やられっぱなしで試合終了という感じです。
なぜそういう雰囲気が作れなかったかと言えば、私がそういう事を言うキャラとして設定されていなかったという事でしょう。
もう少し普段からもっと恋愛系の話をしていれば…と反省しています。
というわけで、ミッションは失敗しました。
とは言うものの、望みが断たれたわけではなく、次回、再チャレンジすればいいだけなのですが、同じようにやっては、今回ダメだったなら次回もダメだろうと思います。
ちょっとどうするかは考えますが、今度は真紀子さんのペースを途中で断ち切るために、会う約束をする時に「話したいことがあります」的なことを先に宣言しておいて(自分自身にも話さざるを得ないという状況にしておいて)、会った時に「実は話したい事っていうのは」と切り出し「好きだから付き合ってくれませんか?」的な直球で攻めるのが真紀子さんには良いのかなーという事を失敗から何となく感じ取りました。
そもそも次があるのか?ということですが、今回ミッションは失敗しましたが、デート自体は上手くいったと思ってます。
上手くいったというのは、真紀子さんにとって良いイベントだったということです。
話したい事を話したいだけ話せただろうし、料理もお酒も美味しかったし、席から見える夜景も綺麗だったし、さらに店を出た後に海沿いの雰囲気の良いエリアを散歩したのですが、昼間の余熱を孕んだ何とも言えない気怠さを纏った空気が、夏を感じさせてくれて、きっと真紀子さんにも良い夏の思い出になったはず。(あーこの時も手を繋ぐチャンスはあったのに…)
そして次の日も朝からラインで「楽しかった」という事を少し長めの文章で綴ってくれたし、「またお付き合いください」と最後に書いてあったし、真紀子さん的には楽しいイベントとして心に刻まれたはずです。
なので次はある、と私は思っています。
そうそうそれに、店を出た後に「どうする?帰る?それとも散歩でもする?」って訊いたのですが、私が「それとも」と言う前に「散歩でもしましょうか」と言ってくれて、私ともう少し一緒に居ても良いという意思表示をしてくれたと私は勝手に思ってしまったわけで、結構次に繋がるデートだったんじゃないかと、1日時間が経過した今は冷静にそう分析しています。(というか、そう思わないとやってられない 笑)
今回のミッション失敗は、おかげで1ヶ月ほどワクワクする期間が延びた、と前向きに捉えたいと思います。