来年の6月で仕事を辞めてフルリタイア生活に突入する予定ですが、なぜラクチンな仕事を辞めるのか?
以前の記事で辞めたい理由を書きました。
https://pintarox.hatenablog.com/entry/2023/07/26/175357
この記事では「時間・場所・人間関係に関して変化が欲しい」ことを理由に挙げていますが、もう一つ大きな理由があります。
それは、働くことが嫌いだということです。
大学を卒業してサラリーマンとして働き始め、今の仕事も含めてトータルで31年ほど社会人として働いていることになりますが、一度も仕事が楽しいなんて思ったことはないです。
よく「仕事が楽しい」とか「仕事は生き甲斐」と言う人が居ますが、私には信じられません。
楽しく仕事ができている人が本当に羨ましい。
強いて言えば、35歳〜37歳くらいの時にネットで稼いでいたのを仕事(副業)と言うなら、あの仕事は楽しかったです。
自分1人で企画して、制作して、集客して、販売して、と本業の傍ら良くやったなあと思います。
もっと商才があれば、あれを本業に出来たのかもしれませんが、そうもいかず、生活のためには楽しくもないサラリーマンを続けるしかなかったわけです。
でも、ようやく残りの人生を賄える程度の資産を構築できたので、仕事を辞めるという選択ができます。
つまり、「もう稼ぐ必要がなくなった」というのも大きな理由ですね。
まとめると、私が仕事を辞めたい理由は
・人生において変化が欲しい
・仕事が嫌い
・もう稼ぐ必要がなくなった
ということになりますが、実は地味で些細な事なんですが、無視できないと最近感じる事があり、「これもきっとジワジワと私の仕事辞めたい熱を助長させているのだろう」と思い始めています。
きっと上の3つは、仕事を実際に辞めたり、辞めようと決意した人なら、多くの人がその理由に挙げると思われますが、これから書く理由は極めて稀な理由だと思います。
私の仕事はオフィスビルでの設備管理で、朝から翌朝までの24時間勤務です。
夜はオフィスの全社員が帰った後に戸締りしてから寝ます。
だいたい24時には入眠できる感じです。
朝は清掃スタッフが入館する6時までに起きれば良いことになっています。
だから約6時間の睡眠が可能なのですが、毎日7時間〜7時間半寝たい私としては少し短いかなと思わないこともない。
まあ、この条件で入社したから文句はないんですけどね。
10年近く経つので、体もこの睡眠時間に慣れてきています。
休みの日に少し多めに寝れば良いわけだし。
しかし、最近、会社で朝起きる時に「今まであまり考えたことなかったけど、これってちょっとストレスかも」と思い始めたことがあります。
本当にちょっとしたことなので10年近く気づかなかったことです。
先ほど朝は清掃スタッフが入館する朝6時までに起きれば良いと書きましたが、実際はそれよりも前にオフィスの社員さんが出社します。
その時にドアが開く音が結構大きくて、それでいつも目が覚めます。
だいたい最初の社員さんは5時半に出社します。
始業時間は8時半なんですけど、早くないですか?3時間も早く来て何してんの? まあ、いいけど。
ということで、早起き過ぎる社員さんのせいで、睡眠時間が30分ほど短くなっています。
でも、ストレスに感じているのはその事じゃないんです。
ストレスに感じてしまうのは、誰だかは知りませんが、その早起き過ぎる社員さんによって起こされるということです。
自分がセットした目覚ましに起こされるなら良いです。
または、前日にお願いしておいて誰か家族に起こされるなら良いです。
しかし、知らない誰かに、その人の都合で起こされるという事が納得できない、ということなんです。
たとえば、電車の座席で寝てしまい、駅員さんに「お客さん、終点ですよー」と言って起こされるのとは違います。
それは「起こされた」のではなく「起こしてもらった」わけで、感謝しないといけませんよね。
そうではなく、例えば、早朝5時半に(そんな時間に指定していないのに)ピンポン!ピンポン!と呼び鈴を鳴らして宅配業者に起こされる
、みたいな感じでしょうか。しかも毎朝。
他人に睡眠の邪魔をされるのってなんか腹が立ちますよね。
その事に気づいてしまってから、「そうか!もしかすると本当に辞めたいと思った裏の理由はこれなのかも!」という考えが消えません。
睡眠て大切ですからね。
あー早くフルリタイアして、毎日思う存分(と言ってもせいぜい8時間程度ですが)寝たいです。