本日、2022年12月20日、いつものように仕事中にスマホでドル円をチェックしてみると、大幅に円高(137→133円)に触れてるじゃないですか!
日銀が為替介入したのか?と思ったのですが、どうやら日銀が長期金利変動幅を従来の0.25%から0.5%へ拡大したとのこと。
金利上昇で住宅ローンの金利も上昇するという連想からかJ-REITも大幅に下落しました。
私は日本株は保有していませんが、J-REITは保有しており結構な打撃です。
日経平均は2.5%の下落ですが、J-REITは、私が保有している6社の平均ですが、4.3%の下落です。痛い・・
しかし、J-REITより多く持っているインフラファンドは、私の保有分の平均だと0.5%の下落で済んでいるのが不幸中の幸いです。
インフラファンドを保有して半年程になりますが、日々の値動きを見てると、株やJ-REITよりボラティリティは小さいように見えます。
半年前からJ-REITとインフラファンドを購入し始めましたが、これまではラッキーな事にずっと含み益はプラスだったのですが、今日の大幅下落で少しマイナスになってしまいました。
まあ、仕方ないですね。
下落は覚悟の上です。
今後、アメリカでリセッションが起きたら、さらに下がるのでしょうがそれは想定内です。
その時のために金融商品を買うのを我慢して、今は現金を多めに持っています。
ところで、アメリカのリセッションて本当に起こるんでしょうか?
バイデンは100%と言ってましたがどうなんでしょう?
アメリカの中間選挙の翌年は100%の確率で株価が上昇するというデータがあります。
歴史は繰り返すか、米中間選挙後の好調な株価に投資家期待
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-11-07/RKY39ST1UM0W01
これによると、過去18回(1950〜2018年)の中間選挙後の半年後にS&P500が上昇したのは18回、1年後に上昇してたのも18回、つまり100%の確率です。
上昇率の平均は、半年後が14.0%で、1年後が15.0%だそうです。
もちろん年によって、半年後はそうでもなく1年後に結構上がるパターンがあったり、その逆もあったりですが、いずれにしても上昇はしているわけです。
てことはリセッション無しで米株続伸か?
とも考えられますが、私が気になってるデータがもう一個あります。
それは米債で逆イールドが発生すると100%の確率でリセッション入りというものです。
米2‐10年債利回り逆転、景気後退は本当に来るのか
https://jp.reuters.com/article/yield-us-idJPKCN2LR07B
1978年以降の6回のリセッション全てに当てはまるようです。
つまりリセッション入りして株価が下落するってことです。
逆イールドとは米2年国債と米10年国債の金利が逆転することです。
普通は償還期間が長い方が金利は高いです。
長い方がその期間に何が起こるか分からずに不安定だからその分金利が高くなるという理屈です。
だけど今は短い方が金利が高いという異常事態なわけです。
というわけで、アメリカの中間選挙後の株価上昇、及び逆イールドは両方とも力強い指標なので、きっと両方起きるんですよ。
となると、来年の夏か秋くらいまで株価は上昇し、そこをピークにリセッション入りして下落が始まるという感じでしょうか。
というイメージを私は持っています。