3泊4日で帰省してた麻友子さんと横浜で会いました。
元町・中華街の駅で待ち合わせをしたのですが、そこからずっと手を繋いだまま、お茶する店まで歩きました。
実に良い天気の日で、絶好のデート日和。
50代でもまだまだこんなに楽しい事があるんだ、とちょっとニンマリした瞬間でした。
しかし、この日さらに楽しい事が待ち受けていることは、この時の私はまだ知らないのでした。
50代からの人生を楽しむ法 人生の「納得感」を手に入れる、6つの心得
元町ストリートのとある喫茶店に入り、コーヒーを飲みながら色々な話をしました。
共通の趣味であるテニスの話や、今のお互いの生活についてなど。
そして1時間ほど経った頃、麻友子さんが私に何かプレゼントをしてくれました。
袋を開けてみると、チョコでした。
あーバレンタインのチョコかー!
こんな歳になってもチョコを貰えるなんて嬉しいですね〜。
なんか聞いたこともないブランドのチョコでした。
家に帰ってから食べてみたら、今まで食べたことがない感じの上品な味でした。
ネットで調べてみたら、かなりの高級品でした。
チョコを貰ったタイミングで「麻友子さんのことはこの3年間よく思い出してたよ」と思いを伝えたのですが、この言葉がきっかけになったのか、麻友子さんの口からも私への熱い気持ちが漏れ始めました。
窓から外を見ると日が落ち始めて、空が赤く染まりつつあるのが分かりました。
非常に良い雰囲気だったので、店を出て少し歩こうと提案しました。
店を出たら、今度は麻友子さんから手をつないできました。
「これはキスできるんじゃないか?」と思い、山下公園まで歩き、意外とひと気のない園内の木の陰でハグした後に顔を見つめてみると、麻友子さんは目を閉じました。
これはオッケーじゃないですか!心臓が爆発しそうでしたが、悟られないように平然を装ってキスしましたよ。
あー何年ぶりだろう。唇って柔らかいんですね。
もっとイチャイチャしたいところでしたが、次のお店の予約時間が迫っていたので、残念でしたが、その場を離れました。
夕飯はオシャレな西洋風居酒屋に行きました。
ネットで予約したのですが、当然二人用の個室があるお店にしました。
初めてのお店でしたが、料理も美味しくて、雰囲気も良くて正解でした。
お酒も入り、また雰囲気が盛り上がってきたので、向かい合っていた席を無理矢理隣同士にして、二人の距離を縮めてみました。
そしたら麻友子さんも待っていたのか、キスを催促されました。
なんかもしかして今日最後まで行けるんじゃないか?と思い、思い切って「この後、ホテル行く?」と聞いてみました。
すると麻友子さん、「うーん、ちょっとそれは・・もう少し考えさせて」みたいな答え。
えー?こんなに雰囲気が良いのにダメなことってあるのか?
もしかして聞いちゃダメだったのか?何も言わずにホテルに入っちゃえば良かったのか?
口に出して聞いたことを後悔しました。
でもここまできて諦めるわけには行きません。
ここは押せ押せで行かないと。
実は麻友子さんとデートをすることが決まってから、いわゆるナンパ師の「女性をホテルに誘う方法」的なブログを何個か読んで予習をしていました。
なかなか勉強になりました。さすが餅は餅屋。
中には女性が書いた「女性が喜ぶ上手なホテルの誘い方」みたいなブログもありました。
その中でいくつか実際の誘い文句が載っていたのですが、私の中で一番ツボにハマったのは、ホテルの前で黙って手を引いて入ろうとして、女性が「えー」とか言い出したら、「中に入ってからどうするか考えようか」というセリフです。
そんな言葉で迷いを断ち切ってホテルに入る女性っているのでしょうか?
と思っていたのですが、なんと麻友子さんに同じような状況で言ってみたらすんなり入ってくれましたよ。
洋風居酒屋を出て、「ちょっと歩こうか」と手をつないで道を歩いていたら、(下見で知っていたけど)偶然ホテルが出現。
「あ、こんなとこにこんなものが!」とわざとらしく驚いたふりをして「入っちゃう?」と提案したら、案の定「えー」と言い出したので「ま、とりあえず入ってから考えよ」と言って手を引っ張ってみたら、ウフフと笑いながら入ってくれました。
なんか、面白いですね。結局入りたかったんじゃん。て話ですよ。
男性が強引に誘うから仕方なく入った、ということにしたいんですね。
というわけで目出たく男女の関係になりました。
久しぶりに女性の温もりを感じられ素敵な日になったと同時に、50代でもまだまだガールフレンドは出来るんだ!という自信も生まれました。
麻友子さんとは遠距離なので会うのは多分年に2、3度だと思います。
他にもっと頻繁に会えるガールフレンドもいればなー、人生さらに楽しいですよねー、と思うので、ガールフレンド作りをこれからも頑張りたいと思います!