45歳セミリタイアおじさんの8年後

45歳で大手企業を早期退職。1年間フラフラした後に現在はビル設備管理の仕事を月に10日。子供の教育資金と老後の資金は足りるのか?さらに51歳の時に目に怪我を負わされ人生転落の危機。それでも毎日のんびり暮らしています。

35年前から かもめのジョナサンだった私

ジョナサンは母親に「なぜあなたはみんなと同じように振る舞えないの」と言われて、「ぼくは自分が空でやれる事は何かってことを知りたいだけなんだ」と言っている。

これは人間の世界でも同じことを言っていると思う。

生まれながら持っている才能があるのに、自分はダメだと信じ込んでしまい、その才能を引き出さないままにしてしまう事も多いと思う。 

 

作者はこの物語を通して現在(いま)の人間に何を言いたいのかは今はまだよくわからないが、一つ言えることは、私見が正しいと思えば他の人に何を言われようが惑乱されずに自分の考えを貫徹する事だと思う。

そうすれば、それを認諾してくれる人もいつかきっと出てくるだろう。

この小説の中でも普通のカモメは毎日餌を見つけて飛ぶことを大切だと思っている。

仲間のカモメに何を言われようが、重要なことは食べることより飛ぶことだと彼は言っている。

他のカモメが一生懸命エサを食べている時でもジョナサンは飛ぶ技術を身につけている。

そのため彼は両親からも見放され、ついにはカモメの社会から追放され「遥かなる崖」での一人暮らしの流刑に処されてしまった。

しかしぼくは仕方ないと思う。

ジョナサンもこの方がいいのではないか、誰にも文句を言われずに自由に飛ぶことができるのだから。

結局、彼はこの後すばらしい技術の持ち主の長老に会って、その技を会得するし、自分と同じ考えを持つカモメとも会えるのだからこれでよかったのだろう。

ジョナサンの幸せとは飛ぶこと以外にないだろう。

飢えていても、飛ぶことができれば、彼はとても幸せだと思う。

ジョナサンは今まで自分で研究したことや長老から教えてもらったことを、ジョナサンと同じ考えをもつ、これからの新しい時代に生きて行くカモメに教えた。

ジョナサンは他のカモメから「偉大なカモメ」と言われていたが、死ぬ間際に、一番信頼しているカモメのフレッチャーにこんなことを言っている。

「彼らにわたしのことで馬鹿げた噂を広げたり、わたしを神様に祭り上げたりせんでくれよ。いいかい、フレッチ? わたしはカモメなんだ。わたしはただ飛ぶのが好きなんだ、たぶん・・」と。

ジョナサンの生き方を見てきて、今のぼくたちの生活で、人からつまらないことだと言われても、大切にしなければならない事もあるかもしれないとしみじみ感じた。

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以上の文章は、私が高校生の時に書いたと思われるものです。

先日、実家に帰った時に母親にこの文章が書いてある紙を渡されました。

全くこれを書いた記憶がないのですが、字を見ると私の字です。

紙の端の方に「感心したのでとっておいた」と書かれています。

母親か父親が書いたのでしょう。

なんでこれを書いたのかなー。学校の読書感想文の宿題かなー。その下書きかなー。でもそれなら一人称は「ぼく」ではなく「私」だよなー。

まあ、なんでもいいのですが、この頃から「周りに惑わされずに自分の選んだ道を進む」という意識があったように見えます。

心のどこかにそのような意識があったから、8年前に上場企業を辞めるときも、あまり葛藤なく辞める事ができたのだと自分では思ってます。

ただ、ジョナサンのように明確にやりたいことがあったわけではないので、外的要因(早期優遇退職)によって背中を押される形にはなりましたが…。

でも結果的には経済的には良い形で良いタイミングだったと思います。