私が分譲マンションを購入したのは結婚したのと同時で、20年近く前です。
持ち家と賃貸のどちらが得をするのかという記事を本や雑誌やネットでよく見かけますが、当時はそんなこと考えることなく購入をしました。そしてガンガン繰上げ返済をして約7年で完済しました。
40歳ちょっとで家のローンがない状態というのは本当に気が楽でしたし、45歳の時に会社で早期退職優遇制度の話が出た時に、前向きに考えられたのもローンがなかったからだといえます。
その時、早期退職を選ばず沈みゆく会社に残った同僚の多くは「家のローンが残っていたから早期退職という選択肢はなかった」と言ってました。まあ、そうですよね。
40歳を過ぎたら定時に帰って自分の人生を取り戻す
マンション購入に関して自分を褒めてやりたいと思う理由ですが、「良い条件のマンションを選んだ!」ということです。
まだ売る気はありませんが、先日、試しに査定をお願いしてみたら、買った時よりも高い査定結果となりました。
たしかにマンション周辺は色々と便利になってきているので、大きくは下がってないと思っていましたが、まさか上がっているとは思いませんでした。
と言っても、マンションの周りに何が出来て、どう便利になるかなんてことは、そんな昔にはもちろん分かっていませんでした。
20年近く前にマンションを購入する時、色々な場所のマンションを見に行きましたが、今住んでいるマンションのパンフレットに、資産価値の上がる3条件が載っていて、私はそれを見て、このマンションを買うことを決意したのです。
そうしたら20年経って本当にマンションの価値が上がっていたというわけです。その時に決断した私を本当に褒めてやりたいと思っています。
ちなみにその3か条とは
・最寄りの駅は急行停車駅である
・駅から徒歩圏内である(15分以内)
・戸数が100戸以上である
でした。
この条件は当時 NHKの番組で紹介されたもののようです。
おそらく今でも通用する条件だと思いますので、これから新築マンションを購入される方は参考にしてみて下さい。
当時はよく分からずに、「まあ少しでも条件が良い方が将来いいことがあるかもね」という結構軽いノリでマンションを選びましたが、20年近く経ち、老後の資金のことを真剣に考えるようになった今、本当にナイス選択だったと思います。
あの時の決断のおかげで、今でも不安なくセミリタイヤ生活を送れていると言えるでしょう。
過去の決断や行ないが未来に影響するとは、まさにこういうようなことをいうんですね。