MGTで生涯おじさん宣言

「45歳セミリタおじさんの10年後」のタイトルを変えました。45歳で21年半勤めた会社を早期退職。1年間フラフラした後に現在はビル設備管理の仕事を月に10日。毎日のんびり暮らしていますが、老人になる前に最後の悪あがきをしています。同世代(か少し下の世代の)のガールフレンドが欲しい!お金ももっと欲しい!気がつけば最近は金(投資)と女の事ばかり書いてます。

正直、残りの人生が長いなーと思うことも

私が勤務している現場(オフィスビル)には清掃スタッフもいて、顔と名前は全員わかります。
清掃スタッフの入れ替わりは結構頻繁にあり、誰かが辞めるとすぐに採用面接が行われ、その時に年齢の情報だけは聞くので、誰が何歳かは私も把握しています。

パート勤務で働くわけですから、やはり年配の方が多く、男性なら70前後の方が多いですね。女性は40代もいますが、60代以上が多いという印象です。

これらの方々、特に70前後の男性陣が働いている姿を見ると、「70歳ってまだまだ元気なんだなー」ということが分かります。たしか最年長は73歳だったか。

もちろん元気だから採用されたという事情もありますが、大きな怪我や病気がなければ私の20年後もああいう感じなんだろうなと容易に想像できます。

自分の両親(87と84)を見ていると20年後どころか25年後や30年後も頭も体もしっかりしていそうです。

 

それはとても良いことだとは思いますが、あと30年というのはかなり長いと思うことがあります。

特に私は今、かなりのんびり暮らしていて、今くらいの自由時間と仕事の割合がちょうどいいと感じているので、完全リタイアした後にさらに20年とか時間があるのは、正直長いかなーとも思います。

 

今は色々と熱中できる趣味があるからあまり退屈を感じることはありませんが、年をとって体力や気力が衰えた時、果たして何に生きる喜びを感じているのか。

足腰が弱くなって行動範囲が狭まり、友達や知人とあまり会わなくなった時にどこまでの孤独を感じているのか。

 

そんなことを考えると、この先の人生がまるで誰も住んでいない未開の地へと続く、長くて寂しい道のように思えてきます。

今はまだ人が居て、花や建物がある場所を歩いていますが、ふと気がつくとそれらがなくなっていて、そして引き返すことも出来ず、ただ黙々と一人で歩くしかないのです。

そしてその距離がとてつもなく長い。今、思っている以上の長い道のりが待っているわけです。

 

ふぅ。考えれば考えるほど暗くなってしまいますね。